CONTENTS
… アジア通貨危機を生々しくスリリングに追体験させてくれるとともに、淡く切ない金融マン人生模様も描かれる。
…仕事が遅くて終わらないのは評価されることを気にしてしまう心理が一因。打開策は、予定期間の2割で仕事の8割を取りあえず終わらせ、残りの8割期間で完成に近づける2割の仕事をする。約3500個のバグを残したまま発売されたWindows95が、その後アップデートで修正し続けることで完成形を目指したように。
…目から鱗が300枚ほど落ちた。特にイスラム教!
…関西弁ドラえもん(のようなガネーシャ神)による自己啓発寸劇。釈迦とのジェットコースター章は圧巻!
…19世紀ロシアの元祖パパ活系往復書簡。主人公の下級官吏ジェーヴシキンが自分より若いのに初老呼ばわりされているのが腑に落ちずw
…松竹梅そろった記憶術集。多すぎるワザ自体が記憶できないのでw、想起訓練を中心に実践。
…スピードアップについての記載はほとんどなく、タイトルと内容がずれている残念な1冊。
…コンテンツ産業の知財戦略が日本は甘いという話。グローバル視点(特に米国の商習慣・発想)は参考になるが、クリエイターサイドが納得する話はほとんどない。
…自己啓発本の内容をエビデンスベースで検証し、最大公約数的な成功の秘訣を引き出す書。ハイライト箇所がいちばん多い。最も共感したのは、成功において自信よりも大切な概念として「自分への思いやり(セルフ・コンパッション)」を挙げている点。
…投資判断の基本はすべて「期待値」にあるという単純明快な理念とコーポレート・ガバナンス普及の使命が、最初から最後までブレずに一貫している自伝。見習いたい生き方。
…ビッグな経営者たちは、命綱(=キャッシュエンジン)を握って断崖絶壁から何度も飛び降り続けている(壮大なビジョンで新規事業に挑戦している)んだという開眼の書。
…倒産寸前企業を買って7年で銀行取引正常化にまで漕ぎ着けたリアル難局打開ストーリー(サクセスストーリーとは言いづらい)。今度メガネを買うときはオンデーズになりそう!
…毎年転職活動をすることで自分の市場価値を評価し続けているという著者ならではのギブ&ギブ&ギブ術。そしてAI時代に人間らしく働く秘訣は、解決すべき課題を発見する能力。
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