オリジナル曲『ドウガネブイブイ』+楽しいアニメ風PV

ドウガネブイブイ

今年もなんだかんだで、アッという間の1年でした。
2011年を振り返っていちばん思い出すマイ作品は、
7月リリースのオリジナル曲『ドウガネブイブイ』です♪
楽しいアニメ風PVをご覧ください~↓

詩:溝江純、曲:福光潤、歌・演奏:ジュン・フクミツ
ベース、パーカッション/ミックス:舛本忠久(BJ:マスモト)

溝江純さんは小学生のころに闘病生活をされており、
その期間中に綴った詩集+生活ノートが、
『ドウガネブイブイ』(遊絲社)
として出版されました。

表題詩は、溝江純さんが小2の誕生日前日に書いた初作品。
読むと、そのあまりにもの純粋さに惹かれてしまいます。

さらに口に出して読むと、リズミカルな言葉が心地よく、
繰り返されるフレーズから、メロディーがひらめきました。

ダイニングルームでギタレレをポロポロ弾き語って、
ストップモーションアニメ風のPVをつけました。

ドウガネブイブイ(カナブンのような虫)の模型は、紙粘土で作り、着色。
ン十年ぶりにさわる紙粘土の感触に胸がおどりましたね(^^;;

娘が横でいっしょに作るぅ~と言って、
紙粘土に緑の絵の具をまぜてからカメさんを作っていました。
(カメさんはPVで共演しています)

リリース後に、溝江純さんのお母さま、児童文学者の溝江玲子さんが、
このPVに物語を書いてくださいました。
感激!

ドウガネブイブイくんが本の表紙から飛び出しますよ〜
表紙に描かれてるドウガネブイブイくんが消えて、ブタくんがキョロキョロしています。
「ドウガネブイブイ、どこへいったのかな?」

ドウガネブイブイくんは、誕生日のお祝いをしたいと思ったのね。
「きょうはブタくんの誕生日なんだよ、なにプレゼントしようかって考えてるんだけど」
と、お友だちのオカメインコのピーコとチーコに相談したんです。
「プレゼントには、お花が一番よ」
「あ〜、そうか」
「植物図鑑、見たらいいんじゃない!」
「植物園のパンフもあるから見たらどう!」

「よーし、植物園にいってみよう!」
ドウガネブイブイくんは、フクミツお兄ちゃんの車にうまく乗り込みました。

「わ〜、綺麗な花がいっぱいだ〜」
ドウガネブイブイくんは、あちらこちらと見てまわります。
「この花がいいかな? こっちもいいな〜?」
植物園には人形たちが住んでいます。
「これこれ、花をとっちゃいかん!」
「え〜、どうして〜?」
「花は、咲いてるのを見たらいいんじゃよ」
「う〜ん、分かるけど、どうしよう? でも1本位だったらいいかも」
とドウガネブイブイくんが思ったとき、絵の具のパレットに突き当たりました。
「えっ、何してるの?」
子どもが絵を描いているのです。
「これ、絵の具なの?」
ドウガネブイブイくんは、アイデアがひらめきます。
「わ〜、絵を描いてるんだ〜。そうだ絵だ、絵を描こう!」

・・・

このPVに基づいた物語の続きは、溝江さんのブログ記事をご覧くださいね!

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