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今年の『スター・トレック』映画は、いそがしすぎて劇場に見に行けませんでした…ファン失格? でも、ちゃんとDVDを買ってきて堪能しました! ファン合格! (なんとエンタープライズ号の円盤部にDVDが収納できる!)
感想は★が∞個! 面白いに決まっています! ま、ファンってそんなもんです(笑)。
特典映像でJ.J.エイブラムス監督が語っていましたが、制作の出発点として、「スターウォーズ的なスタートレックを作りたかった」そうです。
2大SFシリーズの違いをつきつめると、テンポが違うというポイントに到達。『スタートレック』はクラシック音楽だけど、『スターウォーズ』はロック調だと! イタいところを突かれました(^^;)。
そして、まさにロックテンポでスタートレックが生まれ変わりました!スポックは暴れるし、悪者はボッコボコにやっつけられるし(笑)
ファンの間では賛否両論ありますが、ボク的には、新生バットマンと同様に、大歓迎です! 続編が見たい!
もしご覧になっていないSFファンの方は、ぜひレンタルしてみてくださいね。⇒『スター・トレック』
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あと、アメコミ『Star Trek: Countdown』(104頁オールカラー)も、今日のお昼に読んじゃいました!
映画公開に先駆けて、今年1月から4月にかけて毎月発表された公式コミック4巻(”Countdown, Number One”~”Countdown, Number Four”)が、1冊にまとめられたペーパーバックです。
時は2387年。新スタートレックのメンバーたち(ピカード、ウォーフ、ラフォージ、そしてデータ!?)らが、スポック大使とともに世界の終りを食い止めようとバルカン-ロミュラン領域を奔走します。その過程で、当初は愛国心の強かったロミュラン人ネロが、いかにして復讐に燃える悪者となったのかが描かれています。
映画1本分に相当するんじゃないかと思うほど充実したストーリーで、過去の作品との整合性もピッタリ! 登場人物の個性もうまく引き出されていて面白かったですよ! 日本人にとって英語のハードルは高いかもしれませんが、通常のアメコミより吹きだし内の単語数は少なめ。従来の中黒(・)なしのスタートレックファンにとっては、内容面において映画以上に満足できるはず!
また、光沢のある表紙と黒を基調とした紙面は、映画パンフっぽくて、指紋の跡が気になるほどの高級感が漂っています(笑)。
ファンとしてのひいき目もあるでしょうが、内容から装丁までこんなにパーフェクトなアメコミは初めてですね!
スタートレックファンのために、TV版・映画版とのつながりを記しておきましょう。
- 新スタートレックのメンバーは、前作の映画『ネメシス/S.T.X(Star Trek: Nemesis)』(2002年公開)の舞台から数えて8年目。
- スポック大使は、『新スタートレック シーズン5』107~108話『潜入! ロミュラン帝国(Unification)』(1991年放送)の舞台から21年ぶりに再登場。
ちなみに、あくまで2009年映画版に付随する公式コミックであって、スタートレック史の正典ではないらしい…。
久々にアマゾンレビューを投稿しておきました。→『Star Trek: Countdown』
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[tegaki]新生スター・トレックのドラマ化を希望![/tegaki]